こんにちは、万座しぜん情報館です♪

11月8日に開催したワークショップ Leave No Trace (LNT)
Leave No Traceとは、環境に対するインパクトを最小限にして、アウトドアを楽しむための世界基準の環境倫理プログラム
万座しぜん情報館運営協議会はLNTの考えに賛同し、団体メンバーに登録しました。
自然の美しさと豊かさを楽しむ一方でその保護に関し、一人一人が自覚してアウトドア活動行い、保全に協力していこうというものです

万座しぜん情報館ではこのLNTの7原則を体験しながらわかりやすく習得するための「ワークショップ」を、NPO法人やまぼうし自然学校の加々美さんと共同で開催致しました♪

LNT 7原則(自然環境へのインパクトを最小限にする)
1)事前の計画と準備
2)影響の少ない場所での活動
3)ゴミの適切な処理
4)野生動物の尊重
5)最小限の焚火の影響
6)見たものはそのままに
7)他のビジターへの配慮  

上記の7原則をLNTインストラクターの資格を持っている
情報館の館長小林と、やまぼうしの加々美さんに教えていただきました
画像1
わかりやすく
画像2
講義は和やかです

その後に,「 Trash Timeline - ゴミの寿命 」のレクリエーション
「アウトドアに出かける時は、不要なゴミをできるかぎり置いていった方がいい」について
情報館の周りのゴミ拾いを行い、さまざまな素材が何年かけて分解されて自然に戻るかを、年数のロープに置いて行き答え合わせをすることを行いました♪

衝撃でした、分解までにここまでの年数がかかるということ、「これ位でしょ」、となんとなくではなく、知ることで行動が変わりますね♪とても勉強になりました♪

ポイ捨てはしてなくても、自分でも気づかずに落としてしまっていたら...不要な物は持って行かない、確率を減らすというのは大事ですね

そして、「 サムズロー(親指の法則) 」野生動物の気持ちのレクリエーション
人間同士でも、「これ以上近寄られたらちょっと嫌だな」を動物の気持ちになり
野生動物が警戒したり、攻撃する距離感について
動物役と、観光客役に分かれ、近づき距離感を体験しました♪

最後に加々美さんが話してくださった、「野生動物への餌付け」ついて
知床財団HP 「ソーセージの悲しい最期」(悲しいお話ですがぜひ知って頂きたい物語です)
軽い気持ちのエサやりが「野生動物」の命を奪い「人」を危険にさらしてしまうこと
この話を聞いてサル、キツネ、タヌキなど野生動物への餌付けがお互いにとって危ない行為であると深く理解しました。

自然環境と野生動物についての気づきや学びが増え、これからの行動が変わるワークショップになりました♪

最後はLNTの修了証を持ち記念撮影をして終わりました♪
皆様ご参加いただき誠にありがとうございました♪
.
.
.
万座しぜん情報館......🏕️...🌋...🐒