万座峠方面
赤い実(右)はナナカマド。七度、かまどに入れても燃え尽きないので、火おこしに適するといわれます。

あっという間に紅葉が山を下り、
今思えば「あの日がピークだったか」という感じ。
春に、新緑が一日に10メートルずつ山を駆け上ると書きましたが、
秋はもっと足早に駆け下っています。

紅葉台付近
黄色いダケカンバに、カエデ類、サクラ類、ウルシ類などの赤が混じります。

山の上では色がさえない年でも、急に冷え込めば、
山麓できれいに色づくことも。
カエデsp
全山の紅葉を楽しむばかりでなく、
ひときわ鮮やかな1本の木を鑑賞する楽しみもあります。
木は上の葉から色づくので、たった1本でも
そのグラデーションを楽しむことができますよ。